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創薬開発

ABX-919をはじめとした創薬開発

創薬開発

上林拓博士が率いる研究チームが創薬開発ならびに治療法を導きます

当社の創設者で最高科学諮問の上林拓博士の基礎研究プログラムからの発見に基づいて、Abrax Japanは現在アトピー性皮膚炎の治療のため、最初の製品候補であるABX-919を開発しています。

アトピー性皮膚炎は、幅広い臨床症状と症状の組み合わせをもち、患者のQOLに多大な影響を与えている慢性炎症性皮膚疾患です。一般的に小児の約25%、成人の2~3%がこの疾患に冒されています。臨床症状としては、強いそう痒、紅斑、皮膚乾燥、滲出液、痂皮形成などがあり、主症状はそう痒で、生後早期に現れ、しばしば喘息などのアレルギー性疾患に先行します。現在の治療法としては、環境刺激やアレルゲンへの曝露を減らすための生活習慣の改善、皮膚の保湿、痒みの局所コントロールが基本となっています。また、アトピー性皮膚炎(AD)では、外用抗炎症剤(コルチコステロイド)、カルシニューリン阻害剤(ピメクロリムス、タクロリムス、クリサボロール)、経口抗ヒスタミン剤治療などによる複数の治療が行われています。しかし、これらの製品を小児および青年期に使用する際の安全性については、米国食品医薬品局(FDA)が懸念しているところです。

ABX-919は速乾性のスプレー式外用剤で、簡単に塗布できることが特徴です。ABX-919は従来の製品とは異なり、病変部ではなく皮膚の健康な部分に塗布することで、皮脂分泌の促進や制御性T細胞のアップレギュレーションを期待するものです。また、ABX-919が促進する皮脂分泌は、アトピー性皮膚炎患者の状態を改善するために望ましい自然な皮膚バリア機能を生み出せると期待されています。Abrax Japanはアトピー性皮膚炎以外にも、高トリグリセリド血症、男性型脱毛症、ドライアイなど、上林博士の発見を基にした幅広い適応症への臨床応用をさらに発展させていく計画です。

ABX-919は現在、前臨床動物実験の最終段階にあり、2022年からオーストラリアにおいてアトピー性皮膚炎患者を対象としたヒト初のPOC臨床試験を開始する予定です。 Abrax Japanは、新薬承認申請(NDA)505(b)(2)を利用することで、その後の迅速なFDA承認を取得することを目指しています。