ボストン、マサチューセッツ州発 2025年6月23日 – 代謝性疾患および皮膚科疾患に対する革新的な外用治療薬の開発を手がけるバイオテクノロジー企業、株式会社Abrax Japan(以下、当社)は本日、先週ボストンで開催されたBIO International Convention 2025(リンクはこちら)への参加の成果と成功を発表しました。
同イベント期間中、Abraxチームはイーライリリー社をはじめとする大手製薬会社、主要ベンチャーキャピタル、世界的な医薬品開発業務受託機関(CRO)との個別ミーティングを実施しました。参加者からは、Abraxのプラットフォーム技術の新規性と臨床的可能性について強い関心が示されました。
Abraxの主力候補薬は、脂肪代謝と皮膚の健康をターゲットとした外用化合物で、肥満から炎症性皮膚疾患まで幅広い病態を全身への副作用なしに治療することを目的として設計されています。
「BIO Internationalでの反響に大変満足しています」と、株式会社Abrax JapanのCEO成田譲氏は述べています。続けて、「特に業界が代謝性疾患や炎症性疾患に対する差別化されたアプローチを求める中、我々の非侵襲的で皮膚から薬剤を送達するプラットフォームが製薬企業と投資家の双方に響いたことは明らかでした。」と様々な方面からの素晴らしい反響の様子を述べています。
共同創設者兼最高科学責任者であり、同じくコンベンションに参加した上林拓博士は次のように付け加えました:「我々の前臨床データは、外用製剤による全身の代謝改善効果を引き続き裏付けています。この技術の価値と汎用性を認識する一流のパートナーとの連携を築けることに興奮しています。」
次の開発段階の一環として、Abraxは2026年初頭に開始予定の初回ヒト臨床試験を支援する投資を積極的に求めています。同社の主力プログラムは、治験薬申請(IND)を可能にする試験が順調に進行しており、規制当局への申請に向けて力強く前進しています。

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【BIO INTERNATIONAL CONVENTION 開催概要:全日程終了】
■会期:2025年6月16日(月)〜19日(木)
■会場:Boston Convention & Exhibition Center, Boston, MA, USA