東京発 2025年3月 – 創薬系バイオベンチャー企業 Abrax Japan株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:成田譲)は、2025年3月5日〜6日に米国ニューヨークで開催された投資家向けイベント「IVYFON(Ivy Family Office Network)」に登壇し、リードプログラムである外用薬F-275の開発について発表を行いました。
IVYFONは、世界中の投資家が集う招待制のフォーラムで、革新的なスタートアップによるピッチを通じて、最先端の技術と成長可能性が評価される場です。
本イベントにおいて、Abrax Japanは現在開発中のリードプログラム「F-275」を紹介しました。F-275は、皮膚から吸収される成分を活用し、体重減少を促進、脂質異常症の改善を図る塗布型製剤であり、従来の薬とは異なる新しい治療アプローチを提供します。本製剤は、脂質障害の根本的なメカニズムに着目し、代謝バランスの正常化を通じて身体全体の健康状態を総合的に改善する設計がなされており、より安全かつ効果的な治療法としての期待が高まっています。
F-275はさらに、アトピー性皮膚炎などの炎症性疾患への応用も視野に入れて開発が進められており、今後の適応拡大も含めたポテンシャルの高さが評価されています。
当日のピッチ後には、複数の著名な投資家やファンドからの具体的な協議の申し出があり、現在、資金調達および事業連携に向けた前向きなディスカッションが進行しています。
Abrax Japanは、未だ治療選択肢の限られた疾患に対して、前臨床段階から革新的な医薬品を生み出すことを目指すバイオベンチャーです。今後も、科学的根拠に基づく医療イノベーションを推進し、世界中の患者に新たな治療の可能性を届けてまいります。
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